「OM SRI MAHA GANADHI PATAYE NAMAH」
今日は6曲目の紹介です。
この曲は事始めの時などに、困難を取り除いてもらえるようにと人々が唱える、日本でも有名なガネーシャ神に向けられたサンスクリット語の祈りの言葉です。
「祈り」は他力本願になることではなく、自分の人生でありつつも、コントロールの効かない部分があることを悟り、委ねるということなんだと思います。
試験などの時、やれることはやって手を組んで願いをかけた経験、みなさんはありますか?
そんな風に自分ではどうしようもないところまで行き着いたとき、残された私達にできる「祈る」という行為。
その祈りがどこへ、そして誰へ向かうのかは、その人の信じているもの、文化や歴史に影響を受けますが、きっとその祈りが叶う、叶わないという結果論は別として私達は祈りを何かに向かって放っていることは確かだと思います。
インドへ行ったとき、人々が息をするように自然に祈りを捧げていました。
その姿がとても美しかったのを覚えています。
この曲はSPANOVAさんという兄弟ユニットのお二人にアレンジをお願いしました。
10年ほど前にご縁をいただいて、今回2曲、アレンジしていただきました。
なぜSPANOVAさんにお願いしたのかというと、SPANOVAさんの楽曲の都会的な雰囲気を、
「祈り」という少し隔世感のある世界観と融合させたいと思ったからでした。
満員電車や都会の喧騒といった「都会の暮らし」の中にも「祈り」はきっとあって、そういう祈りの在り方というのを模索してみたく、そんな相談をしながらSPANOVAさんにアレンジをしていただきました。
私が大好きな SPANOVAさんの曲を下にご紹介しておきます。
私一人では表現しきれなかった、現代的な雰囲気の中にもある祈りを楽しんでもらえるといいなと思います。
CDの方はオフィシャルウェブショップからご購入できるようになりました。
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この「PRAYACTION Project」という小さな小さな種ですが、みなさんの生活の中で今日、ここから生み出せる「平和」は何か、平和という大きな言葉を自分の心に手繰り寄せるきっかけにこの作品が少しでもなることを願っています。
「大切なのは、どれだけ大きなことをするかではなく、小さなことにどれだけ大きな愛を込めるかです。」
-マザーテレサ
山口春奈
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